針が盤を傷つけるのか、盤が針を傷つけるのか!?[静電気編]

アナログレコードは、3000V〜20,000Vもの静電気が帯電してしまいます。


特に、スリーブから出した直後は、摩擦によって最も帯電静電気が溜まっています!

そのままターンテーブルに乗せてしまえば、埃をグイグイと吸い寄せます!

よって、ノイズは急増し、埃は溝と針の間で双方を傷つけます!

針の再生能力は低下します!盤の寿命もみるみる減っていきます!

ただ、この帯電を除去さえすればノイズ効率は飛躍しいます!

じゃあ、どうやって除去すれば良いのかと。。。

現在世の中には、数百円から数万円する静電気除去のオーディオアクセサリーが販売されております。


Wax Alchemyでは左の写真の『SK-Ⅲオーディオ専用特許除電ブラシ』を

使っています!名前が名前なので、よく化粧品関連と勘違いされますが、

肌に使っても良いくらいに、最高の品質の物です!


盤をデジタルに取り込む際のレコーディング時には、必須のアイテムです。

びっくりするくらい、パチプチが無くなります。静電気もさることながら、

埃も効率よく取り除いてくれます!かなりオススメの逸品です!

 

デジタル処理でノイズを消すよりも、録り込み前に、消しておくのが定石です!値段もお手頃で、7000円くらいで買えます。

これで、ノイズが無くなり、針にも盤にも優しい環境になるので安いもんです。針や盤が痛んでからだと取り返しがつきませんから!


ブラシの穂先は天然毛ですので対象物に接して一切傷をつけることなく地理や誇りを取り除きます。

穂先の15ミリ奥にある人工毛(導電性繊維)は、アクリル繊維に硫化銅を化学結合させた導電膜を形成しており、

コロナ放電現象を発生させ静電気を人体へ逃がすことで帯電を約80%除去します。

この天然毛と人工毛(導電繊維)の構成は特許(1677237号)となっています。

SK-Ⅲによる除電効果の信頼性は、警察が行う鑑識の現場での採用が認められていることからも窺われます。

是非、お試し下さい!


今回のテーマの、針が盤を傷つけるのか、盤が針を傷つけるのか!?ですが、

今までの解説で、静電気が埃を引きつけ、溝に張り付き、グルーブと針にダメージを与える!

というところまで来ました!


明日は、最近僕が一番衝撃を受けた、

そのレコード針の針圧調整について、迫ってみようと思います!

それではまた!


Who Said Vinyl is Dead!?

-音盤錬金術師 諏訪内 保

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コメント: 2
  • #1

    イサオ (日曜日, 11 1月 2015 22:57)

    確かに、ジャケから出した時の静電気ってなかなかのモンですよね。SK-Ⅲブラシ、チェックしてみます!

  • #2

    諏訪内 保 (月曜日, 12 1月 2015 00:17)

    イサオさん!
    そうなんですよ!ジャケから出した時の、インナースリーブとの擦れが物凄い静電気を発生します!
    SK-Ⅲブラシ、オススメですよ!色々探しましたが、費用と効率が一番良い気がします!
    取り出したレコードを撫でるだけですので!!!そして『洗え』ます!!!

    ビニール製のスリーブは摩擦静電気に弱くて、紙性のスリーブは湿気とカビに弱い、、、
    この話も今度BLOGで書きます〜!

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