レコードクリーニングは芸術である![禁止編]

今宵も前回から引き続き音盤洗浄術、

『レコードクリーニングは芸術である!』シリーズ続編!


『禁止編』をお送り致します!前回の第一章はこちらから!


前回のをみて頂いた方は、お分かりだと思いますが、、、

レコードは単純な塩化ビニール100%の物質ではありません。


今回は、ザザザッと音盤洗浄でやっては行けない事を公開致します!Analog誌の情報を元にしています。


【洗剤】

前回もお伝えしましたが、レコードの油性安定剤を落としてしまいます。古い盤に使われている安定剤は動物由来なので、一瞬で洗い流されてしまいます。特に研磨材が入っている物は完全にOUTです。レコードカッティンという事を始めて、分かりましたが、カッティングする針を顕微鏡でみても分からないくらいの、ミクロのチップ(破損)があっただけで、一発でザーーーーっとノイズが入ってしまいます。レコードは少しのキズでもノイズの要因になります。


【アルコール】

これもか!?っと思いましたが、アルコールやライターオイルなどは、全くもってレコードを殺すようです!酢酸ビニールの軟化や溶解の原因となり安定剤も流されてしまいます。。。


【蒸留水】

えええ!?蒸留水から純水になればなるほど、水は接触する相手の組織を溶解する性質がある。水道水は不純物に水素分子が結合しているため、蒸留水よりは安全らしいが、消毒カルキがレコードを腐食する。。。天然水もミネラル成分が多く、ノイズになる。。。


【ボンド】

都市伝説技ですが、良い訳がありません。取り残しが生まれます。


【お湯】

レコードが曲がります!油分が落ちます。。。


【シリコン】

シリコンオイルなどを使うと安定剤が抽出される要因になり、結果、劣化する。。。



上記がNG項目です。他にも沢山ありますが、まずは代表的な物たちです。

なぜここまで、油性安定剤を落としてはいけないのか!?


前回の『レコード針編』でもふれたように、

針先の実質圧力は1トンを超します。それを支えているのは塩化ビニールではなく、

実はこの〝油性安定剤〟の油脂なのです。

油脂の耐圧制は、ハイパーで数十トンの車両を支えている潤滑油もその応用技術のようです。


頂き物の知識をツラツラと書かせて頂きましたが、

是非この真実を知るべきです!



さて、次回は音盤洗浄術『実戦編』に進みます!



Who Said Vinyl is Dead!?

音盤錬金術師 - 諏訪内 保







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コメント: 1
  • #1

    yuu (日曜日, 20 3月 2016 00:23)

    最近の電解水「水の激○○君」でクリーニングする手法がネット上でかなり見受けられます。
    でもこの方法音質にかなりダメージがあるようです・・・