マスタリングというサービスをWax Alchemy名義で受け始めて、、、
最初はカッティングのみのサービスでしたが、徐々にというか、
気が付けばもうカッティングと同等なくらい今では忙しくさせて頂いてます。
朝から夕方までカッティング、夜はマスタリングという一人で二人分仕事している毎日です。
正真正銘の素人で新参者であるのは承知の上ですが、国内メジャーや海外からのご依頼も頂けるようになりました。
こんな無名の弱小プライベートスタジオに音源を託してくださり日々感謝の連続で生きております。
お陰様でマスタリング用のアナログ機材の借金も約1年で完済出来ました。
ほんの少し前まではアナログ機材なんて全くなかったのですが、、、
まだまだこれからですが、とりあえず、自分がやりたい初期段階のアナログシステムは一年弱で組む事が出来ました。
Acoustic ReviveとAntelope AudioとMASELECが無かったらアナログでマスタリングしようなんて思いませんでした。
(携わって頂いた方々本当にありがとうございます!)
正直、わざわざ借金して、こんなアナログ機材をつかわなくてもIn The Box(デジタル環境)で仕事は出来ます。
というか、少し前まではアナログ機材を全く使わずに、特に不自由も無く全てプラグインで自分なりにマスタリングしてました。
僕は完全にエンジニアとしてはデジタル世代で最初から利便性はそこにありました。
ただこの利便性を得ることで犠牲になる事もかなり多く、音質を求めてというのはもちろんですが、
己の将来のためにアナログ導入へと踏み切りました。
『今強くなるための稽古と 3年後強くなるための稽古の 両方をしなくちゃならない。』
千代の富士の言葉です。
自分にとってのデジタルは今。
3年後強くなる稽古はアナログです。
まだまだ足を突っ込んだばかりですがカッティングもマスタリングも
このまま突っ走ろうと腹はくくってます。
どうぞよろしくお願いいたします!
All for Your Ears Only....
コメントをお書きください